環境化学連携授業から

 

環境化学科の3年生
福生市立第五小学校5年生(36名)に「ものづくり」
 
 10月25日、連携授業として、環境化学科の3年生が、福生第5小学校の児童36名に「ものづくり」を教えました。化学マジックと入浴剤、 七宝焼きとマドラー、 キーホルダー、 電子顕微鏡、 モザイクキャンドルのテーマに児童が6~8名に分かれ、5~6名の3年生がついて教えました。生徒は今まで習ってきた事を、今度は教える立場で小学生に教えました。人に伝える、教える事の難しさや理解された時の喜びが体験できました。
 ◎生徒の感想
・言葉を整理して小学生に伝わるように話しました。学ぶことが沢山あって
   良い経験になりました。
・人との接し方を学びました。
・とても真面目な子でテキパキ動いてくれて助かりました。
・小学校の先生がわかりやすく教えているのは、凄いなと思いました。
    ・初めて人に教える立場になって、どうすればわかりやすくなるかと、
   工夫するのでとても勉強になりました。
    ・実験をしてみると、もの凄く真剣に取り組んでくれて感心した。
    ・自分が教わったまま人に教えても伝わらないことが多くて大変でした。
    ・とても楽しかった。こういう行事を増やしてもらいたい。
    
 

 

その後、福生第5小学校の学校通信に以下のような記事が掲載されました。

 
〈巧みの技はここから生まれる…!?〉
 
 先日、5年生の子どもたちが多摩工業高校に行き、環境化学科の高校3年生の指導の下「ものづくり教室」を体験しました。
 昇降口では、子どもたちが履いてきた靴を入れるためにレジ袋を開いて待っていてくれたり、濡れた傘を入れるビニール袋を配ってくれたりと、気持ち良く迎えてくれました。緊張気味の子どもたちに気さくに話しかけ、和やかな雰囲気で「ものづくり」が始まりました。
 高校生たちの子どもたちへの関わり方は絶妙でした。物作りや実験・観察には要所がありますが、そこは外すことなく、しかも、興味をまたせつつ、子どもたち一人一人の作業の一つ一つを褒め、一方でたわいもない会話を楽しみながらも、決して子どもたちをはしゃがせない。高校生たちの接し方には「教師の私たちにも学ぶべきところがあるなあ」と、思わず会話を聞き入ってしまうほどでした。
 さて、あるコースでは、ガラスのマドラー作りをしていました。片方がふさがっているガラス管にビーズ玉を入れ、空いている方をガスバーナーの火に当ててふさぐという工程です。ある子が「緑のビーズ玉がない」とつぶやくと、「じゃあ作るか」と担当の高校生がおもむろに緑色のガラス棒を手に、ガスバーナーに火を付けました。ガラス棒の真ん中を熱し、柔らかくなったところで一気に引っ張ると、細い「ガラス糸」ができました。どのようにするとこの「ガラス糸」からビーズ玉ができるのか、見当がつきませんでした。彼はガスバーナーを手に持って傾け、「ガラス糸」の端を炎の中に入れました。すると、まるで線香花火が最後には火の玉を落とすかのように、「ガラス糸」の端が玉になって、ぽとりぽとりと落ちるのです。その落ちた玉が冷めると、それがビーズ玉です。
 「ものづくりに長けている日本の原点はここにもある」と思うのは大げさでしょうか。「手作りビーズ玉」はマドラーの中で、ことさら輝いて見えました。
 

 

 

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